きものつたや枚方本店での展示会 染帯制作 牡丹2 2021年04月23日 6月の「きものつたや」枚方本店さんでの展示会のための染帯制作続き。柄の中に白いちょんちょんとあるものは一珍というもので小麦粉と焼き明礬と水を練り合わせたものです。筆でかかすらせながら置いていき、光沢やゴツゴツした感じなどを表現するのに使います。この技法は修行していた先生がされていたものです。でも京都ではこういった表現はあまり見ないかな…。暈しや塗りきりだけより、ちょっと質感や趣といったものが出てくるように思ってます。 艶に見えるようにかすらせて置いていきます。 一珍を剥がしたらこんな感じです。 «前 次» 作者の日々