ファブリックパネル制作 下絵・糸目糊置き 2021年07月28日 ファブリックパネルの制作下絵を生地に写して糸目糊を置いていきます。糸目糊は手描友禅では重要な工程で特徴的なものです。この技法のおかげで多彩で絵画的な表現ができるようになったとされてます。私が修行し始めた約30年前は扇絵師の宮崎友禅斎が手描友禅の技法を考案したと習いましたが今では友禅斎がそこまで関与したとはされてないようです。どちらにしても糸目糊が友禅にとって重要だということには変わりありません。美術館や博物館で展示されてる着物の糸目糊は本当に細くてきれいです。そこを目指して日々がんばります。 下絵 糸目糊置き «前 次» 作者の日々