オーダーメイド 羽裏(額裏) 獅子牡丹 色挿し

オーダーメイド 羽裏(額裏) 獅子牡丹 色挿し
下絵を写し終えて輪郭線に糸目糊を置き、地入れをして色挿し作業へ。
昨年に地入れと色挿しの途中まで終えていたので新年の作業は色挿しの続きから。
 
今回の糸目糊は糯米を主としたものでします。白地に白彩色の半衿を気に入ってもらってのご注文なので同じあげ方にしました。
 
地入れは刷毛で生地に地入れ液を引染する作業ですが、今回の生地巾が手が端までギリギリ届く巾だったので少し大変。作業場も狭いのでかなり大きく感じます。
 
色挿しは半衿とは比べ物にならないくらい柄が大きく面積も広いので白の濃淡をうまく表現できるように考えて進めていきます。
 
手描友禅は数を作れる技術ではなく、ご注文いただいた方や、その方の大切な方のために制作するのが最大限活かされるものだと思っています。
完成したものをご自分で使っているとき、大切な方が使われているのを見たとき、こころがぱっと明るくなり豊かになれると感じます。
 
今年はたくさんの方にご注文いただき、こころがぱっと明るく豊かになれるお手伝いができたらいいなと思います。
ご相談はお気軽に。
 
 
糸目糊置き
 
 
地入れ