公募展用染帯制作 仕上げ
公募展用染帯制作
色挿しを終え、伏せ、引染、仕上げ
まずは柄を伏せてその後蝋吹雪して引染
蝋吹雪とは蝋の雫、飛沫を生地に落としてその部分を防染し、そこが染まらずに染め上りが吹雪のように見える技法。
昔は筆をトントンたたいて蝋を落としていました。
「たたき」という言い方もあるのはそこからきてるのかもしれません。
でも私は「たたき」よりも蝋吹雪の方が趣があるな‥と感じています。
引染後は蝋やゴムを落とす水洗へ出します。
溶剤で落とさなければならないので業者さんへお願いします。
今回は一般的ではない白の引染で蝋吹雪だったので業者さんにご迷惑をかけたようです。
職人さんがいち早く気づいて判断していただいたので他の方へ迷惑をかけずに済んだようです。
助かった‥業者さん申し訳ありませんでした‥
次回同じことするときは一声かけるようにいたします。
水洗から上がって羽根に仕上げの線を入れて完成です。
自分ではうまくいい調子に上がったのではないかと思っています。
そして公募展へ申し込み。
あとはどう評価されるか‥楽しみでもあり不安。
今回はやり切った感があるのでそういう意味では満足かな‥
全体像は結果が出てからアップしたいと思います。
蝋吹雪
水洗後