KIMONO PROJECT イマジンワンワールド ギニアビサウ振袖制作 下絵
「KIMONO PROJECT イマジンワンワールド」
ーギニアビサウー 振袖制作
草稿も済み、下絵羽(大まかに着物の形に縫う)も上がってきたので下絵を写しています。
草稿を生地の下に置き、ガラスのしたからライトを当てて輪郭線を生地へ写していきます。
写しにくいところは絵羽をほどきながら写していきます。
そして、合口(縫い合わせる部分にも柄がつながっている)の縫込みに入る部分も写していきます。
そうすると、着物の形だった生地は、はじめの生地(反物)へと姿を変えて次の工程へと移っていきます。
着物の良いところは、着なくなって場所をとるようでしたら、ほどいて反物(コンパクト)にしてしまうことができることです。また着たいな・・となれば着物に仕立て直せば再び着ることができるのです!昔の人はすごいですね(^-^)
次は糸目糊置きになります。
まだもう少し下絵作業が残っているので、もう少ししたら次の作業に入ります!
少しづつですが確実に進んでいます。
京都では分業が多いのですが、私は作家の先生のところで修業をしたので、デザインから地染めまで、染の主たる工程をひとりで行います。
その技術をフルに活用して制作していきたいと思っています。
下からライトを当てて下絵を写していきます。
袖部分
全体
肩、袖
裾部分