9月19日(木)からの展示会に向けて制作中です。
9月19日(木)から始まる「セミオーダーメイド 友禅染ストール展」に出品するために、現在サンプルを制作中です。
シルクの生地に糸目糊(柄の輪郭線に糊を置く)を置いた後、引染(地をぼかし染め)して色挿し(彩色)していきます。
手描友禅ストール「こもれび」の制作です。
私は、羽田登喜男氏(人間国宝)の下で身につけた手描友禅、染色技術を様々なものに活かして制作しています。
この展示会では、友禅(着物)はもともとお客様のリクエストを受けてつくったいう原点を大切に、ストールのセミオーダーメイドを中心に開催いたします。
ご用意した色見本からお好みの色を選んでいただき配色等ご相談しながらお気に入りを制作させていただきたいと思っています。
ストール以外にも着物や染額の展示や実演も予定しています。
手描友禅を身近に感じてもらい、たくさんの方と新しい出会いができることを楽しみにしております。
セミオーダーメイド 友禅染ストール展
染工房正茂(上仲正茂)
9.19(木)~22(日)
11:00~18:00 (最終日16:00まで)
天善堂Gallery
大阪府箕面市百楽荘2丁目5-12
手描友禅は江戸時代(約18世紀)より受け継いできた、輪郭に糊を置いて、柄を絵画を描くように筆で彩色する染色技法です。
京都では分業が多いのですが、私はデザインから地染めまで全ての行程をひとりで行います。完成までに多数の人を介すことがないので、細かな対応ができます。
個人様、企業様問わず、オリジナルなものを作りたい方はお気軽にご連絡ください。オーダー承ってます。
引染をした後に色挿しします。
地色とぼかし抜いた所で彩色する色を変えて、こもれびのイメージを表現します。