京の名工展の作品制作中!
京の名工展ー京の若手職人「京もの認定工芸士」作品展ー
今回は革に手描友禅の技術で菊を描いたバッグを出展する予定です。
10月23日から始まるのですが、実はまだできてません…。現在仕立て中です。
手描友禅の革への技術転用は以前からやってますが、白をぼかして彩色するのは初めてです。
しかも、バッグの仕立ても初めてです。
自分でも大丈夫か…と今になってちょっと焦っています。
初めて尽くしのものを出品するあたりは、お気楽に考えてしまう性格なのでしょう…。
お時間ございましたらお立ち寄りください。
京の名工展ー京の伝統工芸品、匠の技が一堂にー
日時:10/23(水)~10/27(日)10:00-18:00(最終日16:00まで)
場所:京都文化博物館5階
入場無料
手描友禅は江戸時代(約18世紀)より受け継いできた、輪郭に糊を置いて、柄を絵画を描くように筆で彩色する染色技法です。
京都では分業が多いのですが、私はデザインから地染めまで全ての行程をひとりで行います。完成までに多数の人を介すことがないので、細かな対応ができます。
着物、帯の他、ストールやファブリックパネルなどもオーダー承っています。オリジナルなものを作りたい方は個人、業者問わずお気軽にご連絡ください。
彩色
淡い鼠でも彩色します。
彩色した後は糊で防染します。
地を黒で染め、水洗いした後、輪郭に金を置いていきます。
留め具をつけるとそれなりに見えてきます(^-^)
持ち手もついて完成に近づいてきました。あともう少し!