ファブリックパネル「霞がさね鴛鴦」完成
ファブリックパネル「霞がさね鴛鴦」
前回までは生地に染める工程をアップしていましたが、今回はパネルに生地を貼り、ついに完成しました。
下布に石ころと落ち葉を染め、その上に透け感のある生地に鴛鴦、水紋を染めて重ねてます。
鴛鴦が泳いでいる風景が水深も感じられいい雰囲気に完成したと思っています。
鴛鴦は華やかな鳥で夫婦円満などの意味もあります。
玄関やお部屋の彩りにいかがでしょうか。
サイズ:約29×73㎝
素材:絹
題名の「霞がさね」とは、生地を重ねて透け感を活かしたデザインで、柄が霞がかかったように見えるのでそのように名付けました。
手描友禅は江戸時代(約18世紀)より受け継いできた、輪郭に糊を置いて、柄を絵画を描くように筆で彩色する染色技法です。
このように自由に描くことができます。描きたいもの、既製品ではなく他にないものをお望みでしたら、個人様、企業様問わず、お気軽にご連絡ください。オーダー承ってます。
鴛鴦には夫婦円満の意味もあります。
底が透けて見える感じがうまく表現できたと思います。
側面にも柄が見えるようにしています。