ギャラリー左右での「ティーエレメント展」(12/1~23)に出品しています。
哲学の道近くにある「ギャラリー左右」さんで開催されている「ティーエレメント展」に懐紙入れを出品しています。
茶道、煎茶道で使う茶碗、茶器類のほか、日常の喫茶を含め、人生を愛しむお茶の道具であれば、陶芸、漆芸、木竹工、金工など作品のジャンルを問わない一般公募展。
プロ、アマ年齢を問わず沢山の方が参加され、100点ほどの出品があったそうです。
今回の作品は、手描友禅の技術で革を染め、京組紐を使って縫製しました。
柄は着物に描くような絵画的な柄を描きました。革小物でこういった表現のものはあまり見ないなと思ったことと、手描きということを活かすにはこういう表現がいいと思いました。
ステッチは「ダブルステッチ」を組紐で行っています。
絵画的な表現は一般的に使いにくいイメージがありますが、革に古典的な柄を描くことで、アンティークのような雰囲気も出て、和装、洋装でも使っていただけるものになったと思っています。
懐紙入れとして制作してますが、革小物入れとしてもお使いいただけます。最近では懐紙入れを手帳、通帳、パスポートのケースとして使う方もおられます。クラッチバッグ的な使い方もできるかも…。
素材:牛革 組紐 絹
サイズ:約18×10×1㎝
興味のある方は沢山の作品が並んでいるので、ぜひお立ち寄りください。
日時:12月1日(日)~23日(月)10:0~17:00火曜日は休
場所:ギャラリー左右
https://www.sayuu.jp
糸目糊置き
花の彩色
枝の彩色
地色の彩色
正面
サイド、千鳥かがりとダブルステッチで縫製
中も落ち着いたピンクで染めています。
全体の柄はこんな感じです。